戸籍謄本とその翻訳は間違いなく持っていけ
こんにちは、とのっちょです。
まだ日本から出ていません。
入念に準備をして海外移住をスタートしても、「あーあれやっとくんだった」っていうの結構あります。
海外移住を始めるにあたって絶対に必要なものって何かわかりますか?
- パスポート
- 現地の当面の滞在先
- ビザ・査証
- 現地に行くための飛行機チケット
- 現地ですぐに使える住所(移民アドバイザーが貸してくれる)
- 現地の銀行口座である程度の生活費が入金されたもの
とにかくこれくらいあれば最悪現地調達でどうにかなるっていうのはこんなものだと思っています。
当然このほかにも、衣類や生活必需品、携帯、パソコン、何かも必要でしょう。特にパソコン、現地のキーボードは日本のそれと結構違うので日本から持って行ったほうが得策だと思います。
実はもう一つあるもの(ネタばれ済み)
このほかに「ないとたぶんほぼ確実に困るもの」として戸籍謄本とその翻訳があります。
戸籍謄本は役所の住民課で手に入りますし、その英訳については、窓口で聞くと、たとえば総務課などで対応してもらえます。ではなんで戸籍謄本をひとまず持って行ったほうがいいのかについて書いてみます。
戸籍謄本で手に入る各種証明書
言った国には日本の領事館や大使館があって、そこではビザの申請における重要なものを発行してくれます。
- 親子関係を証明する出生証明
- 夫婦関係を証明する婚姻証明
- 犯罪歴がないことを証明する無犯罪証明
そしてこれらを取得するために必要なのが、所定の期間内に発行された戸籍謄本の原本です。
何かがビザの申請時に必要になります。当然現地の翻訳業者に頼んで戸籍謄本を翻訳してもらうこともできますが、この辺の違いについては別途かきます。
現地では戸籍謄本を発行してもらえない
これは国によって違うかもしれませんが、私の言るニュージーランドでは領事館は戸籍謄本を発行してくれませんし、国民に代わって取得してくれることもしません。
各種証明書には戸籍謄本が必要ですが、戸籍謄本は自分たちで持ってきてね、っていうのが彼らの基本スタンスで、ここが変わることはなさそうです。
戸籍謄本を持ってくるには、いったん帰国するか、それとも郵送での発行を申請するかになります。
ウェブサイトで必要事項記入してクレカで支払ったら後日メールに添付されて送ってくる、なんていう事は全くなく、申請書をダウンロードして印刷して記入して返送用封筒とか身分証とか申請料金を同封して郵送、到着後役所で発行したものを改めて郵便で返送というこの令和の時代になんでそこまでっていうくらいマニュアルですし、普通郵便でやると、何週間もかかります。
しかもお金を同封(NZでは定額小為替がない)するのは本当はルール違反みたいなんですけど、もうだめもとで送るしかありません。
日本政府は海外にいる日本人にその国でのルール違反をさせている現状を早く解決してもらいたいものです。
戸籍謄本の翻訳があって一命をとりとめた話
海外移住をする前に、現地の口座を開設してある程度の生活費を入金しておく、というのは割とあると思いますが、その口座のキャッシュカードを受け取るときに戸籍謄本の翻訳が必要でした。最初これ持っていくの忘れて門前払い食らって絶望しかけたの今でも覚えています。
キャッシュカードがなければもうどうしようもありませんからね。
要は口座を開設したときの本籍と戸籍謄本の本籍を照らして確認していたようです。
日本のANZで口座開設してたらそんなことはなかったのかもしれませんけどね。
オーストラリアにワーホリで行ったときはここで口座を開設して、シドニーで特に問題なくカードとか受け取れたのでこっちのほうがスムーズだったのかもしれないんですけど、口座開設手数料がバカ高いし、その辺も自分でやってみたかったんですよね。
致命的な事態を避けるためにも戸籍謄本を持っていきましょう
銀行でカードを受け取れないというのは要はお金を引き出せないし、買い物もできないし、何もできないという事と同義です。もし日本に送金してくれる人がいるのであれば、入国後に口座開設するのもいいかもしれませんね。
何にしても戸籍謄本とその翻訳は持っていくものリストの一つに加えておくことをお勧めします。
私はNZに来たので英語翻訳でよかったんですけど、他の言語だとどうなってたんでしょうね?